歴史と信用はお金では買えない

八王子には100年を超えて続いている会社がたくさんあります。

日本に限らず世界でも「創業100年」を目指す、掲げる人、団体は数えきれないほどあります。

特に日本という国はその歴史の長さ、伝統から、100年企業が多いのが事実です。

 

なんでも続ければよいというわけじゃない、という意見もあるかもしれない。

M&Aでこの時代を乗り切ることも相当立派なことだと思っております。

しかし、続けることの大事さと信用、

売り上げが数十億円あっても、従業員が数百人いても、その続けた年数はごまかせないし買えないのは事実。

 

私は相続を専門で士業をしています。

本当は別物と考えなければいけないのですが、「相続」と「事業承継」は

どうしても表裏一体になりがちな状況です。

 

この「相続」と「事業承継」ということに関わり、お客様の話や目標を聞いていると

いかに経験や歴史が大事かを実感します。

小さくても続けている私の実家の歴史100年の重要さ、

その裏にあるみなさんの努力や信用を度々認識します。

 

だってその会社の礎を築いた創立者や2代目は

100年目を見届けられないんですよ。

 

幣所でも、

たまに経営者向けの勉強会を開催したり、経営者の会で講義を頼まれたりもしています。

 

まだまだ私たちも勉強しなければいけないことがたくさんあります。

創立100年を目指す方々のお手伝いを少しでもできるように精進いたします。

数十年後、

「八王子の商業って復活したけど、荒井のおかげで買いよなぁ~」って言われて昇天するために。

 

ただし、その会社の顧問だから、というだけで

ろくに実務や税計算もできない士業が出張ってくるような方のお手伝いはできませんので

あしからず。

 

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